
今回も参考図書ありです。
とても面白い本なので、保護者の方にはぜひ読んでいただきたいです。
今回はこの図書からほんの一部。
およそ10ページの内容となります。
この記事で「おぉ~、そうなのか~」と感嘆の声が漏れる方は必見です。
子育ての準備には最適の本になるのではないかと思います。
ちなみに今回も参考図書を読んだ個人的な意見も含ませつつ書いてありますので、ただ純粋に情報を仕入れたい方は買って読んでください。
躾の重要性
社会的理性について

社会的理性とは「社会の中で上手く生きるために自分の感情を適切にコントロールする働き」を言います。
サッカー界隈ではしばしば「サッカー選手はわがままでないといけない」や「ストライカーはエゴイストなんだ」と言われていますが、私はそうではないように感じます。
社会性が味方と連携をとるために大切なのは言うまでもないことだとは思いますが、感情に関しても前面に出すべきタイミングとそうでないタイミングはあるように感じます。
それを推し量るのがこの「コントロールする力」ではないかなと思っています。
感情を「押し殺す」必要はありませんが、「飼いならす」必要はあるのです。
サッカーにおいて、チームを一番に慮るのがサッカー選手であり、勝利に近づくための一番の方法だと考えています。
最近の若者

著者は最近の若者はわがままな人や乱暴な人が多いと書いています。
つまり自分の感情をコントロールできてないが故に、社会でミスマッチが起きているということです。
社会的理性の欠如は犯罪すらも招くのではないか、むしろもう既に招いてしまっているのではないかとも考えてしまいます。
社会的理性を身に付けるためには
ここからが本題です。
結論は、2~4歳のうちにしてはいけない言動を即座に叱るようにする。です。
この「叱る」という行為が中途半端ではいけません。
よく「なんでそんなことしたの?」と優しく叱っておられる愛情深い親御さんがおられますが、あれでは意味がありません。
攻撃的な言動をする子供に育ってしまいます。
また、「ふざけているだけだから」と放っておくなどは論外です。
例えば、2~4歳と言えば言葉を覚えて使うようになる時期かと思いますが、その時期に攻撃的な言葉を叱られていない子供は、その後も攻撃的な言動をしてしまう傾向があるそうです。
即座に熱量をもって子供を叱ることが必要なのです。
このような話をすると「子供が怖がったりストレスを受けてその後の成長の妨げになるのでは?」と不安になる方もおられるかと思いますが、その点につきましては無問題です。
叱られるというストレスは適度なストレスであり、その適度なストレスでさえ脳の発達に良いとされているからです。
このくらいの年齢の子は躾から学ぶように遺伝子にプログラミングしてあるということですね。
まとめると、社会的な決まりを教えるときには「その場で叱られる」「罰を受ける」のようなネガティブな体験を伴う必要があるのです。
「叱らない」はサル以下?

サルでも社会的に反した行動を子供がとったら、罰を与えるようです。
しかしその罰とはほとんどが体罰で、原始的な躾は体罰ということらしいです。
ですが、私たち人間は知能が高いものですから、そのような体罰をせずに教えることができるはずです。
体罰ダメ絶対。
人間らしく叱りましょう。
まとめ

以前から「褒めるだけではダメ!」、「躾が大事!」と訴えてきましたが、今回の著書に出会って確信に変わったような気がします。
しかし2~4歳が一番適しているというのは目からうろこでした。
余談ですがこの著者曰く、2歳から補助箸ではなくノーマルな箸を使わせることで賢くなるとのことでした。
このような教育の適性年齢まで詳しく書いてある本なので、ぜひ読んでみてください。
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