
今回は流行り言葉の「置き所」についてです。
よく解説でも「○○選手はボールの置き所が非常にいいですねぇ」なんて言いますよね。
その技術は色々なところで取り扱われており、もう十分にご存じな方もおられるかもしれません。
しかし映像などで説明されると分かり易いですが、自分の頭の中で技術を言語化出来ているとより深い理解になるのではないかと思っています。
何をするためにそこにボールを置くのか。
それがこの記事から分かると思います。
そしてこの技術は、その人の身長・足の長さ・スピード・瞬発力などによってそれぞれ違うので一概に数字で表すことができません。
それを各個人が理解しやすいようにチェックポイントを作っています。
ぜひ参考にしてみてください。!
正しい「置き所」とは
そもそも「置き所」とは

これはボールを持った時、身体に対してどこにボールが位置するかという技術になります。
ゴールに向かうというより、ボールを奪われないための考え方です。
この「置き所」は数センチずれるだけでも次のプレーに影響してしまう非常に繊細な技術です。
前提

アタッキングサード(グラウンドを前・中・後で3分割した時の攻撃的な3分の1のこと)で、
プレッシャーが強く、
ドリブルとショートパスを出来るように持ちたい時を想定します。
この前提をイメージしておいてください。
相手陣内ペナルティーエリア付近での久保建英選手を想像すると分かり易いかもしれません。
なぜこの前提なのかというと、
プレッシャーが緩く、遠くを見れる状況であればボールは体から数メートル離した方が良い場合もあるからです。
確認方法

まず直立し、足を肩幅大に広げます。
その状態から普段プレーしているときにボールをどこに置いているかを思い出してそこに置いてください。
これで準備完了です。
次のチェック項目ができるか確かめてみましょう!
4つのチェックポイント

ボールが利き足ですぐ触れるところにありますか?
置き所の基本は利き足の前になります。
右利きなら右足の前、左利きなら左足の前です。
そしてさらにすぐ触れるくらい近くに置きます。
これは相手の動きに対してリアクションで動けるようにするためです。
インサイドで真横に蹴れますか?
右足なら左方向、左足なら右方向です。
これは簡単にできると思います。
インサイドで蹴り足側の斜め前方向に蹴れますか?
少し言葉で表すのが難しいのですが、右利きなら右斜め前、左利きなら左斜め前にパスを出せるか、という項目です。
これは利き足の真ん前にボールを置いていると蹴り方が窮屈になってしまいます。
利き足よりも数センチ外側に置くと、楽に股関節を開いて蹴ることができるでしょう。
アウトサイドで後ろ方向にターンできますか?
これはキックではありません。
後ろに逃げるためのターンになります。
よくプロの試合でも見られますよね。
真後ろでなくてもいいので体の後ろ方向へ運べるか確かめてみましょう。
まとめ

いかがだったでしょうか!
この理解が出来たらあとはその位置にボールを置き続けられる技術を身に付けるだけです。
チェックポイントで引っかかった人は置く場所を微調整してまた1つ目からやり直してみてください。
ここだ‼という場所が見つかるはずです!
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