
前回は考察第1弾として、
現日本代表における高校とユースの比率や、
高校サッカーから日本代表になる統計的な難しさ、
などを解説しました。

今回も別角度から色々な情報を伝えられたらと思います!
日本代表になる人の傾向
考察
Jr.ユース時点では半数以上がJ下部に?

前回もお話しした通りユース年代では、Jユース11人、高校サッカー14人と高校サッカーのほうが過半数を占めていました。
しかし、Jr.ユース年代ではJ下部組織出身者は14人、その他中体連やタウンクラブが11人でした。
この変化の中で何が起こっているかというと、4人がユース昇格を逃しているのです。
将来日本代表選手になるような人でも難しい壁だということですね。
しかし反対に遠藤航選手のように小中学時代にマリノスの選考に落ちた後、ユースで中体連から湘南に入れるというパターンも見られました。
このパターンは非常に稀なのか、今後検証していきたいところです。
ここまでを考えるとユースはどうであれJr.ユースではJ下部組織に入れる方が日本代表になれる確率が少し高いという結果になります。
Jクラブどこがいい?

今回リストアップした選手たちが育成年代で関わったJクラブは10クラブでした。
名古屋グランパス、柏レイソル、湘南ベルマーレ、浦和レッズ、ガンバ大阪、FC東京、アビスパ福岡、セレッソ大阪、横浜FM、東京ヴェルディ。
やはりJ1クラブの比率が多く、J2クラブでも育成に定評のあるクラブは名を連ねている印象です。
そしてこの中で関わった人数が最も多かったのがガンバ大阪で4人でした。
他クラブは多くても2人だったので育成では頭一つ抜けていると言えるのではないでしょうか?
しかし今回は今乗りに乗っている川崎フロンターレの選手たちが移籍などもあり、召集されていませんのでまた次回検証したいと思っています。
地域に差がある?

日本代表の出身地は以下の通りです。
青森県、茨城県、埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県、奈良県、大阪府、兵庫県、愛媛県、福岡県、長崎県、熊本県、鹿児島県。
順位は
1位:神奈川県(5人)
2位:大阪府(4人)
3位:埼玉県(3人)
4位:兵庫県、愛媛県(2人)
でした。
やはりなぜか強い愛媛県。
周辺地域が全く選ばれていない中での2人選出。
すごいですね。
それはさておき、今回の傾向としては関東、近畿地方は人口もあって多いですね。
2地域だけで全体の72%を占めます。
次いで九州地方。
4人いますので16%占めています。
ほぼほぼこの3地域と言っても過言ではなさそうです。
意外と東海地方や中国地方にはいませんでした。
そして地方出身者と言っても、吉田選手や鎌田選手のように中学生で地元を離れている選手もいますので、
益々地方では難しい説が濃厚になりました...
まとめ

今回の記事を総合すると、
Jr.ユースをJ下部組織に入れると日本代表になれる確率が少し上がり、
入るJクラブはJ1に所属しているほうがベター。
そして関東圏のクラブかガンバ大阪に入れると良さそうです!
最後になりますがこの記事で書いていることはあくまでも今回選出された25名のデータだけになりますので、参考までにお願いします。
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