いつも言っておりますが、保護者さんの影響力は子供にとって一番大きいものです。
例え我々指導者が熱意をもって声をかけようとも、相手になりません。
今回はそんな影響力が強い故に子供に言ってはいけないことを2つ紹介しようと思います。
ここを注意するだけで子供はサッカーのメリットを最大限享受できるはずです。
して欲しい関わり方として以下の記事も読んでみてください。
https://tamakerikyositsu.biz/%e5%bf%85%e8%a6%8b%e2%80%bc%e6%8c%87%e5%b0%8e%e8%80%85%e3%81%8c%e4%bf%9d%e8%ad%b7%e8%80%85%e3%81%ab%e6%b1%82%e3%82%81%e3%82%8b%e3%81%93%e3%81%a8/

指導者に対するネガティブなこと

問題点
これは指導者のみならず学校の教師相手にも当てはまります。
そしてこれは決して「言われて傷つくから」などではありません。
ちゃんと理由があります。
親が「あのコーチはサッカーがまるでわかってない!」や
「言ってることがよくわからないよねー」とか
「教えるのが下手なんじゃない」など
ネガティブなことを言うと子供はそれに強く影響されます。
それを言った親と全く同じマインドになるのです。
ではそのようなマインドの子供がどうなるか...
「あのコーチはサッカーが分かっていないから、話聞いてなくてもいいや」
「話が難しくて理解できないのはコーチの話し方が悪いからしょうがない」
などその指導者から学ぶことが出来なくなるのです。
これはまったくもって勿体ない話で、塾に会費だけ払ってお絵描きをしに行っているようなものです。
少し、ん?と思ってもすぐには口に出さずグッとこらえましょう。
もしどうしても指導者に満足できないようであれば移籍を検討すべきでしょう。
考え方
どこまで行っても指導者も人間です。
聖人君主で菩薩のような指導者は存在しません。
良いところもあれば悪いところもあるのです。
そして良い人間の下でのみ優れた人間が生まれるとも限りません。
むしろ人当たりのいい温和な人にしかあったことのない子供は、理不尽な目にあったときに耐えられません。
社会に出ても理不尽なことだらけですから、その環境で学べることを学び、色々なことを前向きに捉えながらたくましく生きていく様を応援しましょう。
反面教師なんてことばもありますからね。
子供に対しては誰しもが先生になるのです。
もちろん暴力・暴言などは以ての外ですが。
戦術に関すること

問題点
サッカー観というのは非常に多様性があり行くとこまで行くと全く真逆の価値観の人さえいます。
サッカーをするということはそれを受け入れるということでもあります。
「あぁ、この人はこう考えるんだ」という捉え方ができないと自由な発想は生まれません。
となると、親の影響力は少し邪魔になります。
強すぎるが故です。
「サッカーとはこうあるべきなんだ!」
と子供ながらに思ってしまうとクラブで教えるほうはなかなか大変です。
考え方
プロのサッカーを考えてください。
年代や監督が変われば戦術やスタイルも変わりますよね。
もちろんチームごとの理念があり、それに応じた監督を採用するので大きくはずれませんが、監督交代でチームが格段に良くなるのはその際に新しいサッカー観が取り入れられたからでしょう。
このようにいずれ大人になれば色々な人とサッカーをします。
十人十色のサッカー観がありそれを受け入れられるように接していくべきです。
まとめ

今回の内容をまとめると、サッカーには色々な考え方があり、人間にも色々な人がいて、そのサッカーを人間が教えるのですから良し悪しは判断しにくいということです。
我々指導者としては、子供が指導者の不満を口にしたときに同調するのではなく
「そういう考えもあるんじゃない?それをどう受け取るかは自分次第だよ」と言ってもらえるととても助かります。
色々なサッカー観の中では情報の取捨選択も自由ですから。
何事も前向きな思考で力に変えていってください!
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