サッカーノートを書くことによる成果を効率よく出すためには、必要な項目をあらかじめ決め、それに注力していく必要があります。
この記事ではサッカーノートに必要な項目を厳選し、お伝えすることで少ない時間で確実な効果を得ることをサポートできればと思っています。
またその項目が必要な理由についても説明します。
そこを理解していただければ保護者さんにも更に強力なアシストをしていただけるのではないかと考えています。
親子で最強のサッカーノートを作り上げていきましょう!
メリットと市販のサッカーノートについては以下の記事を


P.1 長・中期目標

1ページ目は自分が向かっていく方向性を定めるためにも、長期の目標から書きましょう。
具体的には
・being目標:どう在りたいか
・become目標:どうなりたいか
⇒ 将来の夢 + 中期目標(例:12歳で、15歳で、18歳で、22歳で、、、)
being目標とbecome目標については下の記事をご参照ください。

P.2 今年の目標と年間予定

2ページ目では直近の中期目標に向けて今年の目標を設定しましょう。
書き方としてはノートの上の方に目標を。
その下に年間予定を、といった感じです。
年間予定は配られたものをプリントして貼り付けても良いですし、学校の年間予定と合わせて書き写してもOKです。
1月:○○大会、
2月:○○遠征
3月:卒業式、春休み
みたいな感じで大まかにシンプルで構いません。
年間予定がパッと見て分かることで、3ページ目以降も書きやすくなりますし、何より行動が変わります。
一つの試合で負けても「次のあの大会では頑張るぞ!」と切り替え易かったりもします。
年間予定が分からない場合はチームの指導者に聞きに行きましょう。
P.3 今月の目標と今週の予定

2ページ目と同じ感じで上の方に今月の目標、その下に週間予定を書きましょう。
この3ページ目はこれ以降も毎週、週の頭に書くものです。
今月の目標
ここでは具体的な数値目標を示しても良いでしょう。
ポイントは個人の数字にならないことです。
「今月の公式戦はチームで10得点する」や
「公式戦で無失点を3試合する」、
「今月の総得失点差をプラスにする」
などが良いでしょう。
これであれば、ゴールだけでなくアシストや懸命な守備なども考えるようになります。
そしてこの目標を毎週、確認作業として週予定の上に書きましょう。
目標に近づいている実感が得られるでしょう。
今週の予定
ここでは年間予定とは違い、予定とやるべきことを書きましょう。
まず7日間の枠を書きます。
その中に予定を書き込みます。
月曜:塾
火曜:練習
水曜:
木曜:練習
金曜:練習
土曜:
日曜:リーグ戦
のような感じです。
この枠の中にやるべきことを書き足していきます。
例えば先週末の試合での課題がシュートであれば、
火曜:練習、練習前にシュート30本
と書くのです。
その他にもやらなければいけないことなどを書くこともできます。
予定を見つめて、空いた時間を探し、実現可能な範囲で書き足せると良いでしょう。
予定を埋めすぎると忙しくなりすぎるため要注意です。
親子で話し合って調整してください。
P.4以降 今日の目標と練習・試合について

今日の目標
くどいようですが、未来を考えて動くためには細かな目標設定を癖づける必要があります。
その日にできる小さな目標を毎日書きましょう。
「サッカーのために帰ってすぐ宿題を終わらせる」
などでも良いです。
毎回同じ目標になってしまいそうですが、それでいいのです。
これを続けることで「帰る⇒宿題」が習慣化されるはずです。
そして月終わりに目標を達成できなければ、そこを見直すのです。
「宿題終わらしてできた時間で何をするかが大切なんじゃないの?」
とアドバイスをしてあげましょう。
次の月から更に良くなるはずです。
もちろん毎日目標が変わっても問題ありません。
小さな成功を繰り返し、大きな目標に近づいていることを実感できることが重要なのです。
練習・試合の内容
これはサッカーノートであれば必須です。
練習であれば練習内容を、
試合であればフォーメーション、メンバー、結果などです。
アドバイス
コーチや仲間から言われたことを書きましょう。
外から見た自分が分かるので、書き溜めていくと見返したとき面白いと思います。
良かった点、できたこと
ここがとても大事です。
悪いことばかりに目が行き過ぎると自己評価が下がって、悲観的な考えになってしまいます。
反省ノートにならないようにしましょう。
また、うまくいったプレーなどは絵で書いておくと、似たような状況で瞬時にそのプレーのアイデアが浮かぶようになるはずです。
課題
自分の改善すべき点・課題を書きましょう。
箇条書きでも構いませんが、これも絵などがあると見返したときに想像がつきやすいです。
前述しましたがここで出た課題を克服するために次の週間予定に自主練習を書き込んでおけると尚良いでしょう。
目標の評価
ここでは難しいことは必要ありません。
目標を達成できたか、できなかったかだけで良いのです。
それだけで次には繋がります。
〇・△・×や5段階評価でも良いかもしれません。
月末・年末の評価

毎月末、そして年末に目標を達成できたかできなかったかを評価しましょう。
振り返って、できるようになったことや良くなかったことなども書けると良いでしょう。
大きく1ページを使ってしまってください。
ここでたくさん書けるということはそれだけたくさん行動し、記憶しているということです。
また年末には1ページ目に書いた目標設定に修正を加えても良いでしょう。
なるべく変えないほうが良いので、出来るだけ近い目標から変えるようにしましょう。
これをしておくことで「希望通りの進路にはならなかったけど、次頑張ろう!」と目標を失うことがなくなりますし、進むべき道がはっきりします。
まとめ

今回の書き方はあくまでおおよそ押さえたほうが良いポイントだけです。
細かな部分などは自分なりにアレンジして使いやすいように調整して良いと思います。
保護者さんがパソコンでフォーマットを作っても面白いかもしれません。
その際には、くれぐれも答えへの誘導になったり、
項目が多すぎたり、
余白が少なく自由度が低くなったり、
しないように気を付けてください。


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