
「サッカーを通して人間力を高めます!」
このようなキャッチコピーはクラブにしろ部活にしろよくあります。
なぜ色々な指導者がこのような考えに行きつくのか、不思議じゃありませんか?
今回は指導者なら誰しもが行き着く人間力の大切さにフォーカスして書いています。
そもそも人間力とは何なのか。
なぜ必要なのか。
そして親はどうするべきなのか。
解説したいと思います!
ぜひ最後まで読んでください!
人間力がサッカー選手への近道になる理由
ここでの人間力とは

ずばり「成長するための人間性」のことを指します。
では成長するためには何が必要か。
1つ目に大前提として『自立しており、自ら成長しようとすること』です。
「あの環境でプレーすれば良くなるんじゃないか」とか
「あの監督の下で教えてもらったら上手くなれるんじゃないか」
などと、端から他人に上手くしてもらおう、教えてもらおうでは結果周りに置いて行かれます。
当たり前ですが自ら学ぶ姿勢が大事だということです。
こういう”受け身”な人は結構多いです。
その次に
『自信を持ちつつも謙虚であること』
”謙虚さ”とは「自分はまだまだ上手くなれる」や「どんな人からでも学ぼう」と思える心です。
謙虚さを失い、偉そうになった瞬間から人の成長は止まってしまいます。
そして
『明るく素直であること』
周りとコミュニケーションを上手く取れて、尚且つ物事の本質を見失わない人間性です。
サッカーは複雑そうに見えてシンプルな面もあります。
自分の心のままに瞬時に動ける”素直さ”は本質を見失いません。
人間力が必要になる理由

サッカーを続けていくとほぼすべての人が挫折を味わいます。
上手くなって強豪チームに入ると必ず自分よりうまい選手がいますし、
更にそこで活躍してステップアップしても、新しい壁が待ち受けているはずです。
チーム内での年齢の幅が広がれば広がるほど、より経験のある良い選手がいます。
海外やJリーグで活躍した選手が代表選考で漏れるのも同じですよね。
そうなったときにちゃんとその状況に立ち向かっていける選手だけが、最終的に勝ち残っていくチャンスを得られるのです。
サッカーを続けていけば誰しも必ず上手くなっていきますし、身体能力の成長速度は人それぞれです。
18歳くらいになって周りと条件がそろったときに、どれだけ立ちはだかる壁に立ち向かえるかでその後の成長は変わっていくはずです。
上手いけど監督・コーチとコミュニケーションが取れない...
せっかく近くにいる上手い先輩に教えを乞えない...
自分が成長できるような厳しい環境を選べない...
上手くいかない自分に耐えられない...
などなど。
このような人間性ではそのうち周りの向上心ある選手に追い抜かれてしまうでしょう。
保護者のするべきこと

いたってシンプルです。
将来を見据えて、自立した子に育てましょう。
そのためには過保護ではいけませんし、放任でもいけません。
”やりたいこと”のために”やらなければいけないこと”も頑張れるように教え、見守ってあげましょう。
サッカーの準備を自分でさせるのもいいでしょう。
その他にもいろいろありますのでこのブログの他の記事も読んでみてください!
参考になるものがあるはずです。
まとめ

人間力を高めることで長い目で見たサッカー人生が成功に近づくことは分かっていただけたでしょうか。
ジュニア年代では目先の成功ばかりに気を取られて大事なところがおろそかになっていると感じています。
これから待ち受ける困難に打ち勝てる”強さ”に目を向けてみてください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ランキングに参加しています!クリックして応援よろしくお願いします!

にほんブログ村
〈おすすめ書籍〉