子供のうちは成長に個人差が大きく、4~6月生まれや、早熟な子が有利とされています。
これはフィジカル面の優位性だけでなく、自信や勝ち気などのメンタル面にも大きく関わってきます。
そのため体の小さい子供を持つ保護者さんはどう接して励ましてあげればいいか悩む方も多いのではないでしょうか。
「技術はあるんだけど、体格差でいつも吹き飛ばされて、、、」
「いずれ大きくなることは分かっているんだけど、、、」
とお悩みの方に少しでも肩の力を抜いてもらえればと思い、今回の記事を書きました。
是非最後まで読んでみてください。
海外のサッカーを連想させる

小学5年生~中学3年生くらいまでは身長の差が大きく見ていても子供と大人のサッカーのような違いを感じてしまうのではないでしょうか。
しかしそもそもなぜ体格差があるとサッカーが成立しないと思ってしまうのでしょうか。
これは小さい時からカテゴリーを分けすぎている日本サッカー界の弊害だと思われます。
海外で活躍する日本人選手の中には三好康児選手や中島翔哉選手のように身長の低い選手もいます。
これらの選手と相手センターバックの選手の身長差は時として20~30㎝にもなります。
しかし「身長差があるからしょうがない」とはなりません。
今身長という壁にぶつかっている子は海外の大柄な選手たちを相手にする練習をできていると思っても良いでしょう。
このような経験は今の日本サッカーでは中々経験できるものではありません。
技術をひたすら伸ばす

成長期真っ只中の子は手足の長さも変わるため技術がなかなか身に付きにくく、中には下手になったと感じる子がいるほどです。

そんな中身長が伸びないということは技術を身に付けるチャンスとも言い換えることができます。
この時期に身に付けた技術や感覚は決して裏切らないので、自分に必要だと思う技術をしっかり伸ばしていきましょう。
フィジカル以外では負けない

試合に臨む際のメンタリティーは「フィジカル以外で負けない」です。
走る量、技術、判断、味方へのコーチング、守備の意識、動き出し、闘志、、、など色々な要素がサッカーにはあります。
逆に言えばフィジカルとはその要素の一つに過ぎないのです。
これらのすべてで圧倒することが出来れば、例え試合に負けたとしても将来的に勝てる見込みを保てるでしょうし、見ている指導者たちはその子にくぎ付けになるはずです。
できることをする

身体の小さい子に「相手と競り合ってボールを弾き出せ!」と言っても無理な話です。
サッカーはコンタクトスポーツですが、無理にぶつかりに行く必要はありません。
ボールを受けた後、簡単に少ないタッチ数で捌く。
相手のパスコースを読んでパスカットをする。
など、頭を使えばタックルを回避する方法はいくらでもあります。
もちろん逃げてばかりではいけませんよ?
相手のペナルティエリア付近でボールを持てばファウルを受けられるかもしれません。
何ができるのか、また何をしたら相手が嫌なのかを考えるとより良いプレーができるはずです。
まとめ

身長が中々伸びず、評価もされず落ち込んでいく子供をたくさん見ますが、何とかそこを乗り越えて道を切り開いていってほしいと思っています。
もちろん身長があるに越したことはないので、適度な運動・食事・睡眠を心がけていきましょう。
ちなみにですが思春期が遅い方が最終的な身長は高くなると言われていますのであまり悲観的にならないようにしましょう。
詳しくは下の記事を

身体が大きくなった時に周りをあっと驚かせるような選手を目指しましょう!
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