指導者も人間ですから色んな人がいます。
明るい人、暗い人。
話しかけやすい人、とっつきづらい人。
穏やかな人、情熱的な人。。。。
しかし、もし子供のことをしっかり考えている指導者だと感じて預けているのであればどうか積極的にコミュニケーションをとってみてください。
選手のことを考えた時に一番協力してほしいのはその保護者さんです。
状況を共有して、課題を共有して、目標を共有して、、、
と、あらゆることを共有することで保護者さんの余計な心配事も減りますし、子供との接し方の参考にすることができ、サポートするにしても相当楽になるはずです。
是非ともに子供のために共に闘いましょう!
指導者のジレンマ

できれば全試合・全練習終わりに、全保護者と話したい
いつも言うことですが、サッカーでのパフォーマンスは普段の生活と密接に関係しています。
これは聖人君子でないといけないというわけではなく、普段から気遣いのできる人はサッカーでも気が遣えるし、普段から小さなことでも蔑ろにせず徹底できる人はサッカーでもそのようなプレーを期待できます。
もっと言えば普段から相手の裏をかいたり、いたずら好きだったりするような子は、試合の中でもそのようなプレースタイルになります。
そのため、子供に何か要求する時にはいつも「普段の行いから変わればすぐ良くなるのになぁ」と感じてしまいます。
そんな時に保護者さんとそういう部分をお話して共有できると、サッカーと生活の両面からその子にアプローチできるのです。
「これを全員とできれば、、、」といつも感じてしまいます。
ある特定の親だけに特別な対応はできない
とは言っても、普通に考えて指導者には時間が足りません。
チームの規模が大きければ尚更でしょう。
また、少し空いた時間を気になる子供の親だけに割いてしまうと、贔屓しているように捉えられる可能性もあるためなかなか全てそうするわけにはいきません。
そのようなところから保護者さんの不満や疑念が生まれるのはなるべく避けたいところなのです。
コミュニケーションを取りたくない方も一定数いる
さらに言えば、すべての人が前向きに指導者と建設的に話をしたいわけではありません。
むしろそれを煩わしく思う方もおられるはずです。
そこに対して熱弁することは、誰にとっても有意義なものとは言えません。
やはり聞く気のない人に分かってもらうのは無理な話で、またサッカーをしているから保護者が話を聞かないといけないわけでもありません。
これらのことから、話し合いたい方としっかりコミュニケーションを取るということが指導者としての理想なのです。
指導者と話し合うメリット

情報や感覚を共有することですれ違いや勘違いが少なくなる
親が何を心配しているか、子供が家でどう言っているか、指導者がその子に対してどう考えているか、それらを双方で理解し共有できていれば余計な心配や不信感が劇的に減ります。
子供でさえ言ってしまえば他人ですから心の中は完璧には分かりません。
更に距離の遠い指導者であれば尚更です。
それらの人に対して何を考えているのかと思考を巡らせることは、不毛な時間であり、答えのないとても大きなストレスになります。
更に指導者がしっかり見てくれていないと感じていても、
「上手く行かない時にどう対処できるか様子を見てます」と言われたらどうでしょう。
少しは気が楽になりませんか?
また逆も然りで、指導者が「あの子はボールのない時にの判断が悪いな」と思っていても、
保護者さんから「この前から自分の準備は自分でさせるようにしたんです」と言われたら、
「お!これから良くなってくるかもな!」と様子を見れるのです。
違う視点から子供を見ることができる
指導者に意見を聞くことで自分が見ている子供の姿と別の側面に気付けるかもしれません。
家で一生懸命にサッカーの練習をする我が子に感心しながらもなぜか良い評価が受けられないと思っていたら、指導者から
「自分の頑張りたい時にだけ頑張って気分でプレーしているように感じるので、もっと仲間を助けるような頑張り方をしてくれるといいですね!」
と言われたら少し納得できますよね。
このように、指導者には指導者の見方がありますし、チーム全体で見るため視点が違います。
傾向を知れる
これもかなり大きなメリットです。
よく言われるのは「今のうちは体の大きさで勝ててますが、この先は大変だと思いますよ」
などですかね。
このようなことを知っていれば、「あぁ、この子は今後少し上手く行かない時期が来るかもしれないな」と過度な期待をしなくて済みますし、身長が周りと揃ったときのために細かな技術などにも気を配れるようになります。
その親の謙虚さが子供に重圧をかけないのびのびとしたプレーに繋がるのです。
またその他にも「今までプロになった選手はこんな感じだった」
「強豪校に進んだ子はこんな感じだった」など長い経験から語られる理想像は知っておいて損はないはずです。
中には意外と「プロになったあの子は全然下手でしたけどね。笑」なんて話も聞けたりします。
サッカーにおける進路についての情報がある可能性も
進路などについてもよく話し合ってみても良いでしょう。
指導者同士は繋がっていることもよくありますから、ジュニアユース、ユース年代のここだけの情報なども教えてもらえたりします。
またそんな話から、練習参加できたり、トレーニングマッチを組んでもらえたりするかもしれません。
話をする時に

必ず日頃の感謝から伝える
話始めを迷われる方多いと思います。
「別に話したいことなんてないけど、、、」という方がほとんどですよね。
そんなときは感謝から伝えるのが無難でしょう。
これは日頃の仕事に対してフィードバックの少ない指導者には、とても嬉しいことです。
もちろん感謝をしていない人に無理にとは言いませんし、偉そうにしたいわけではありません。
「いつもお忙しいのにありがとうございます」と話し始め、
「うちの子サッカーがすごい楽しいみたいで」と家庭でのことを伝えるもよし、
「うちの子ご迷惑をかけてないですか?』などクラブでの話から始めるのも良いでしょう。
その後は聞きたいことを聞いてください。
他愛もない話でも今後コミュニケーションが取りやすくなりますし、指導者サイドも「あの保護者さんは自分たちの仕事に対して感謝してくれている」と自信に繋がり、それが信頼関係に繋がります。
サッカーで何かあったときにも、「〇〇くん、家ではどうですか?」など聞きやすくなるのです。
試合と試合の間の暇な時間がチャンス
指導者が忙しそうにしていると、なかなか話しかけづらいですよね。
そこで指導者が一番暇をしている、試合と試合の間の時間にお話することをおすすめします。
公式戦の前などは色々仕事もあるので忙しいです。
なのでトレーニングマッチの時などが良いでしょう。
3チーム以上いると空き時間ができますから。
この他にも、子どもたちが片付けなどをしている時間などもお話できるでしょう。
いずれにせよ、指導者の動きには決まった流れがあるはずなのでちょっと観察してみても良いかもしれません。
まとめ

今回の内容は少し保護者さんたちに甘えるような内容になってしまいましたが、何かない限り保護者さんとお話ができないのが実状です。
このブログも、保護者と指導者の意識・認識の違いを埋めるために日々更新していますが、個人差もあるので実際に話していただくのが実は一番手っ取り早いです。
より良い環境を子供に与えるべく、共に頑張っていきましょう!
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