最近こんな記事を目にしました。
https://number.bunshun.jp/articles/-/850539Number.webでの酒井高徳選手のインタビュー記事です。
Jリーグはインテンシティが低いことが特徴のリーグで、良い悪いではなくそういうリーグなんだと。
簡単に言えばそんな感じです。
少し隙が見えたとしてもそこを強く狙えずボールを保持するような場面は確かに良く見受けられます。
ディフェンスにおいても、抜かれないことを第一にしっかりとついていくような守備です。
しかしそれゆえに海外に渡った日本人選手は苦労するのでしょう。
そんな日本の課題をどうにか育成年代から変えられないかと思いこの記事を書きました。
是非最後まで読んでみてください。
大人の勝利至上主義をやめる

子供は元々勝つのが大好きです。
しかし大人も同じではいけません。
前述したように思い切りのなさがインテンシティに繋がっているわけですから、子供が何度も失敗を恐れずチャレンジしていく必要があります。
そんな中でチームが勝つことばかり考えた大人が子どもに対してミスのないプレーを強要するものですから、インテンシティは下がるばかりです。
ここで大事なのは「大人が」勝利主義をやめるということです。
つまり指導者のみならず保護者も例外ではないということです。
大人には大人の事情があるのです。
詳しくは下の記事をご覧ください。

ダイナミックなプレーを評価する

裏への抜け出しやそれに対するスルーパス、ボールを奪いに行く守備に共通することはダイナミックな思い切りの良いプレーだということです。
そのプレーの質や成功したかどうかはここでは関係ありません。
ゴールに向かえるプレー、前に向かえるプレーをする選手を積極的に評価することでディフェンスの選手にしてもチャレンジをする姿勢を持てるのではないでしょうか。
以前脳科学の記事でもお伝えしましたが、子供は結果ばかりを褒めると良くありません。

まずはゴールに向かえるという過程を評価することで、攻守の意識を統一し、その中での技術・判断は長い目で見て育成していく方が良いでしょう。
オフサイドや失点に寛容になる

子供はいつでもゴールを決めたいし、勝ちたいのです。
オフサイドはあまり気にし過ぎずに「気持ちが前に出過ぎてるぞー」くらいの関わり方で良いと思います。
もちろんピッチ外でオフサイドのルールの理解度を測ることは必要です。
しかしそもそも、オフサイドポジションにいることにはまったく問題ありません。
ルール上は合法なのです。
海外のFWの選手でもあえてそのポジションをとる選手がいますよね。
もしかするとオフサイドを執拗に嫌うことはそういう自由な発想も奪っているのかもしれません。
また失点についても同様です。
選手が「とれる!」と思って力強く奪いに行ったのであれば、例えその後失点しようとも選手に強く言う必要はありません。
自分のミスで負けたい選手などいません。
もちろんこれらのプレーは失敗には違いないので、褒める必要もありません。
一緒に悔しがったり、頭の中を整理する声掛けをしてあげれば十分です。
この失敗の捉え方については下の記事を参照ください。

まとめ

以前書いた記事の総まとめみたいになりましたが、今回のJリーグをはじめとするサッカーの課題は日本全体の課題でもあります。
前向きな行動はしっかり評価して褒めてやり、トライ&エラーを上手に繰り返せる子供を育てましょう!
そうすることで日本の社会全体も明るくなり、サッカーも結果が出るのではないでしょうか。
たくさん子供と悔しがりましょう!
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