サッカーを始める

今の小学生がW杯ベスト4をとる!? -JFAの計画とは-

日本サッカー協会は長期計画で2050年でのワールドカップの自国開催とそこでの優勝を目標に掲げています。

先日の決勝トーナメントは残念な結果でしたが、またこれを糧に国をあげてサッカー日本代表を応援できたらと思っています。

着実に日本サッカーは成長しています。

2大会前に『個で通用する選手』を課題に挙げられて、今大会では明らかに部分的な個での優位性が見られました。

たった8年足らずですごい成長です。

これはひとえにサッカー関係者の努力、サッカーに関わる人の意識の変化が大きかったのではないでしょうか。

2050年までに残りの大会は6回しかありません。

7大会目には日本ワールドカップです。

たくさんの人間がこのことについて考えて意見を持てるとまたより一層日本サッカーが強くなるはずです。

みんなで考えていきましょう。

2050年、今年生まれる子供世代が中核を担う

2050年と言われるとかなり未来の話のように聞こえますが、子供の年齢で考えるとまったくもって遠い未来ではない、むしろ今から戦いは始まっていると言っても過言ではありません。

今年生まれた子供が2050年には28歳です。

いま0歳の子供の中から2050年日本代表のキャプテンが出てきてもおかしくありません。

それでは今後日本サッカーが発展するためには何が必要なのか。

育成制度の充実、Jリーグの発展、指導者のレベルアップ、やることは山程あります。

しかしこれらは個々人になにかできることではありません。

そこで今回提案したいのは『サッカー文化の浸透』こそが我々にできる最大の応援になるということです。

強豪国とのサッカー文化の差

サッカーの強さを見たときに、その国の経済レベル、教育レベルというのは驚くほど関係していません。

ブラジルやアルゼンチンなどを見てもお分かり頂けるのではないでしょうか。

それでは一体何がサッカーの強さに関係しているのでしょうか。

それは『いかにサッカーが生活の一部になっているか』ということにあります。

つまり『サッカー文化』です。

当たり前のように応援するクラブチームがあり、当たり前のようにサッカーをして遊び、当たり前のように週末にはサッカーを見る。

このようなサッカーの在り方が強豪国では見られます。

老若男女問わず、です。

一つの家庭でできること

これは以前あげた記事でお伝えしていますが『とにかく家族でサッカーを楽しむ』ということに尽きると思います。

休日にサッカー観戦がてらスタジアムや隣接された公園で遊ぶ。

自宅で観戦するときは少し食べるものを豪華にしたり、フードデリバリーを使ったりして特別感を出す。

などです。

詳しくは下の記事を。

友達に差をつけられる‼~家庭内サッカー文化の発展~ つい先日ユーロ2020の決勝イングランド対イタリアで6万人規模の観客動員があったのはご存じかと思います。 それ以外にもイングラン...

こどもはいずれ大人になります。

その時に原体験としてサッカーを楽しんだ記憶があれば必ずまた子供を連れて足を運ぶはずです。

この繰り返しで老若男女問わず楽しめるサッカー文化となるのです。

サッカー文化が根付くことでの効果

子供のサッカーに費やす時間が増える

サッカー文化が根付けばもちろん贔屓にしているチームもあり、そのなかに特に応援する選手も出来てくるでしょう。

その憧れからその選手の真似をしたり、練習したりするようになります。

またサッカーを好きな子が多くなるので、学校の休み時間や学校以外の遊ぶ時間に友達同士でサッカーをすることが多くなるはずです。

このように自分たちで自発的にするサッカーはとても重要です。

車の運転を考えてください。

いつでもカーナビの通りに運転しているようでは道は覚えられません。

しかし徐々に自分で前を見て、標識を見て、目印を探して運転していると、失敗しながらですがすぐ道を覚えることが出来ますよね。

これと同じで、大人に「あれをしなさい、これをしなさい」と言われないサッカーの環境は今の日本の育成年代に足りていない一つの要素かと思います。

サッカー界が経済的に潤う

サッカーに使われるお金が増えれば、それだけクラブは儲かります。

そうなればサッカー選手も今以上の報酬アップが約束されるはずです。

ただでさえ不安定な上に、最低賃金も低いような現在の状態ではプロを目指したくても断念せざるを得ない人も多いはずです。

更にJリーグ自体も儲かれば、賞金の額も上がりより一層リーグが盛り上がるはずです。

優勝したクラブがそのお金で世界的なスタープレーヤーを呼んでくれば、さらに経済効果が期待できるでしょう。

実は中期計画もある

2050年の目標はインパクトもありよく取り上げられますが、実は2030年に向けた中期計画があることはご存知でしょうか?

JFAは2030年までにベスト4入りを目標に掲げています。

そのためにJリーグを盛り上げたり、指導者養成に力を入れたり、アジア諸国に派遣したりしているのです。

2030年まで、あと8年。

これを考えると今大会でベスト8を逃してしまったのはかなりの誤算かもしれません。

そして8年後というと現在の小学生〜大学生くらいの年齢の選手たちが18〜30歳ですから、その中から選ばれることになるはずです。

こちらに関してもすでに戦いは始まっているということです。

まとめ

W杯の日本代表戦が終わり、次に向けての話が取り沙汰されていますが、実は今まだ幼い子どもたちに日本の目標達成がかかっているということはお分かりいただけたでしょうか。

少子化も進んでいますし、確率的には近くにいる子供がW杯に出ることになるかもしれません。

日本全体でW杯優勝を目指して各々ができることに取り組んで行くことが大切です。

それは我が子を精一杯応援することでもありますし、Jリーグの観戦に行くことでも貢献できます。

ぜひこれまでと違うアクションをそれぞれが起こしていきましょう!

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