ジュニア年代で活躍した選手がそのままの序列でトップをひた走れることはごく稀です。
そして上手くなる選手には共通点があります!
今回は「運動神経が良い」や「体格が良い」などは省いて、それ以外の特徴をあげていきたいと思います。

指導者をしていると、「あーこの選手は上手くなるなー」と思うことが良くあります。
プロになれるというわけではありませんが、この先伸びていく姿がほかの子より鮮明に見える感じです。
もちろん一個人の経験則からくる意見なのであくまで参考までに読んでみてください。
当ブログならではの目新しい項目もあるかと思います。
上手くなる子の特徴5選
友達が多い

これは単に「いいやつ」ということではではありません。
「友達を作る準備が出来ている」といった方が正しいかもしれません。
色々な人と衝突を繰り返し、「人間とはこういうものか」と、きちんと成長の過程を踏んだ上で認識できていることが大切です。
相手の気持ちを考えられないとチームスポーツなんて出来たもんじゃありません。
大事な話はちゃんと聞いている

ここで大切なのは、ただ単に「話を聞く」ではないということです。
日本の学校教育上、話を聞くことはたくさんの子ができます。
しかしそうではなく、話の内容を理解して飲み込めているかが大事なのです。
話を聞かない子の多くが、「大人の話=長く無意味なもの」という認識と経験のある子です。
ある意味賢いですよね。
これは普通の子です。
伸びる子はその上で”いらない情報”と”いる情報”を選択できます。
話を聞いていない子供を見つけると大概の大人が、聞く姿勢が悪いことに激怒しますが、中にはそんな中でも聞いている子供もいます。
そういう子は一瞬憎たらしかったりもしますが、とても能力が高いとも言えますよね。
大事なのは話の要点を理解できているか、ということです。
臆さず大人と話ができる

これは日本の学校教育上のデメリットとも言えます。
高校サッカーは”敬語”で、ユースは”ため口”というイメージは少なからず皆さんの中にもあるはずです。
なぜ大人とフラットに話すことが大事なのかというと、サッカーの指導者はほとんどが10歳以上は年齢が離れているからです。
もっと言うと社会に出てからも10歳以上離れた人と仕事を進めていかなければいけません。
サッカーで誰が我が子を評価するかというと、「大人」なのです。
プロのサッカー選手であればほとんどがそうなるはずです。
現在ドイツ人の若手監督などの台頭が目覚ましいですが、日本でそうなるのはもう少し後だと予想しています。
余談はさておき、自分と同学年の人が自チームの監督になることは相当珍しいことなので、年上に対しても臆さず話をできる能力というのは非常に重要になります。
自立している

サッカーは自分で判断し行動するスポーツなのでこれは当たり前です。
今後はより若い年齢(9~11歳)で自立の一歩目・二歩目を順調に歩み始めていることが大事だと言えます。
サッカーに没頭している

最後にそもそも論になりますが、どれだけ自分の時間を苦なくサッカーに潅げるかが一番大事です。
没頭している子でも上記の4項目が疎かになっている子をよく見るので、最後に書きました。
基本は人間性重視です。
まとめ

身体能力が高い、体格がいい、サッカーが上手い。
これらも重要な要素ではありますが、見落とされがちな項目にも目を向けてみてください。
才能があり、親のサポートもあるのに潰れてしまっている選手が多すぎます。
それには上記の5項目のどれかが欠けている可能性があります。
今一度目先だけではなく将来を見据えて、子供のサッカー教育を見直してみてください。
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