教育・子育て

親より大きく‼身長を伸ばすために必要な生活習慣

サッカーもスポーツなので身長があるに越したことはありません。

同じ技術・スピード・頭脳ならば身長の高い方を選ぶでしょう。

身長は90%が遺伝的要素で決まると言われていますが、逆を言えば残りの10%は努力できるということです。

そのため親を超えることは可能なのです。

今回はそんな身長に関するお話の第2弾をさせて頂ければと思います。

「いちサッカー指導者がなにを知っているんだ」という幻聴が聞こえてきたので一応参考図書を載せておきます。


この本に影響された一個人の意見だと思って参考程度に読んでください。

前記事を読んでいない方はそちらから読むことをお勧めします。

成長期は遅い方が良い⁉身長を伸ばすために必要なこと 身長で悩んでおられる方、たくさんおられると思います。 サッカーに身長は大きく関わらないとは言いつつもあって損はしない能力の1つだ...

身長を伸ばす要素

これは前回の記事でも書いたかと思いますが一応言っておきます。

睡眠・食事・運動です。

これらはどれか1つだけというものではないので、全てをまんべんなく取り入れる必要があります。

今回は睡眠と運動について。

食事に関しては栄養面がかなり厚めなのでまた別記事で紹介しています。

身長を伸ばすために必要なこと!-食事・栄養編- 身長を伸ばしたい人必見の第3弾です。 身長はあって困るものでもないので可能な範囲で実践していただけたらと思います。 ...

睡眠に対する意識の低い日本人

睡眠時間

日本では睡眠に対する意識が低いとされています。

頭の中では分かっていても、大人が睡眠時間を削りながら生活しているのですから子供もそうなるのは至極当然な話です。

日本の子供のうち31%8時間以下の睡眠時間しかとっていないと言います。

しかしながら世界的にみると9時間以上寝る子供が半数以上です。

海外との身長差はこの辺から違うのかもしれません。

ちなみにイギリス・フランスともなると半数以上が10時間以上の睡眠を確保しているというデータがあります。

サッカー先進国の名が出てきて、より一層睡眠の大切さが分かりましたね。

睡眠時間が短いことによる影響

睡眠が短いということは成長ホルモンの分泌に悪影響です。

また、寝起きもすっきりせず、朝ごはんもしっかり食べれない。

そのため活力がわかない。

行動力が低下する。

そして疲れていないから寝つけない。

このような悪循環を招いてしまいます。

推奨の睡眠時間

推奨の睡眠時間は思春期(11~13歳)までは10時間前後、思春期に入っても9時間程度は必要です。

そのため寝る前(20時以降)にテレビやゲーム、宿題などをさせず、なるべく寝れる環境を整えてあげることが必要です。

寝る前に叱ったり、興奮したりしても熟睡できなかったりします。

適度な運動が良い生活習慣のカギ‼

運動の効果

運動には様々な成長を助ける効果があります。

  1. 成長ホルモンの分泌促進
  2. 睡眠の質が上がる
  3. 食欲増進
  4. 骨の強化

などです。

運動をすることでエネルギーを消費し、よく食べる。

そして疲れるからよく寝る。

このような子供らしい生活の状態が、成長を促すのです。

オーバーワークはNG‼

しかし、過度の運動は逆効果です。

消耗の激しい運動などは成長を妨げてしまうことさえあるのです。

そしてその際のストレスなども良くありません。

1日に何試合もするということは成長の面から見ても良くないんですね。

「適度な運動」の頻度

子供の無理のない範囲であれば毎日行う方が良さそうです。

運動をしていない日と適度な運動をした日では成長ホルモンの分泌に大きな差が出ます。

このことから毎日運動をするためにはやはり、楽しく・負荷をかけ過ぎず運動と付き合っていかなけれならないということでしょう。

子供が自ら動きだせる環境が1番良いのではないかと思います。

そのためにも友達関係を充実してたほうが良いですよね。

もちろん親子で一緒に遊びに行くのもいいです良いですが、頭の成長のことも同時に考えると友達のほうが良いのです。

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肥満もNG‼

運動には肥満防止の効果もあります。

サッカーをしている子ではあまりいないかと思いますが、肥満には要注意です。

肥満の子供は早熟になる傾向にあるからです。

前回の基礎編の記事で書いた通り早熟は最終的な身長が低くなる要因の1つです。

また、肥満により運動に対して苦手意識を持ってしまう子も少なくないのではないでしょうか。

そうならないためにも普段から適度な運動をして良い生活リズムを手に入れる必要があるのです。

適度な運動は脂肪の燃焼だけでなく、成長ホルモンの分泌を促進してくれます

この成長ホルモンは脂肪を溶かす効果もあるため相乗効果が期待できます。

このように良いリズムで生活するということは太りにくい身体を作ることでもあるのです。

「親の愛情」が成長の土台

ここまでのことを完璧にやったのに効果が出ないこともあります。

それは精神状態が不安定な家庭の子です。

人間は不思議なもので、精神状態が不安定だと成長ホルモンの分泌が減ってしまします。

また食欲の低下や睡眠が浅くなってしまったりと悪いことだらけです。

それ故、夫婦仲が悪かったり、離婚や再婚、引っ越しなどがあると、子供はストレスから成長ホルモンの分泌が低下し、結果身長が伸びないという状態になってしまうのです。

そのため親御さんは、夫婦仲良く・家庭円満を心がけることが大切だということですね。

まとめ

日本がサッカーで世界と並ぶためには、まず睡眠を世界レベルにしなければなりません!

そのためには適度な運動がカギを握ることは分かって頂けたかと思います。

親御さんは、サッカーが子供の心と体に過度のストレスを与えないように注意してあげてください。

あとは家庭円満だけです。


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