技術・考え方

細かく解説‼~”上手い”選手とは~

”上手い”選手とは、、、

結論から言いますと大事なのは技術判断です。

「技術」ないと「判断」できませんし、「判断」できないと「技術」が活きません。

例をあげると、

「周りを見ろ!」「顔をあげて!」と言われても、ボールを扱う自信のない子には”周りを見る”ことは難しいでしょう。

逆に技術があり周りを見渡す余裕があっても、判断が悪いと”上手い”とは言えません。

どんな状況でもドリブルをする。

ゴール方向ではなく逆サイドばかり見てしまう。

このような選手は技術が高いがゆえに本質を忘れてしまっている場合もあります。

...どうでしょうか。

ふっと頭に浮かぶ選手がいるのではないでしょうか。

今回の記事では「技術」とは何か。良い「判断」とは何か。

またそれはどのようにして身につくか。

を、細かく解説していきたいと思います!

前置きが長くなりましたが、ぜひ最後まで読んでみてください。

技術とは

サッカーのプレーの中で最も基本的かつ重要な3つの技術があります。

それが蹴る・止める・運ぶです。

蹴る

「蹴る」は言わずもがなですが、サッカーで最も大切な技術です。

なぜならボールに関わる時、どのようなプレーをしたとしても最後は蹴らないといけないからです。

そのため最も多く使う技術とも言えるでしょう。

これをインステップで真っすぐ、インサイドで真っすぐ蹴れるかを見てあげましょう。

カーブなどの練習は最初は必要ありません。

一番難しいのが「真っすぐ蹴ること」で、それが出来れば自ずとカーブも蹴れるようになるからです。

そしてまずは利き足をしっかりと自分のものにするべきです。

しかし短い距離のインサイドキックであれば早くからでも両足身に付くので、練習しても良いでしょう。

止める

次に「蹴る」を最大限活かすための「止める」技術。

これが良くなると蹴りやすいだけでなく周りをよく観察できるようになります。

自分の足の近くにボールを置けたら、ボールを見なくても蹴ることができるので、

ボールを止めた後もぎりぎりまで相手を見て判断を変えることができます。

しかし1つ注意が必要で、足元に止める練習ばかりし過ぎると、プレーが窮屈になってしまいます。

判断の幅を狭めてしまうのです。

運ぶ

そこで必要になってくるのが「運ぶ」技術です。

足元に「止める」だけの選手であれば相手は好きなだけ距離を詰めてくるでしょう。

その状況を打開するのが「運ぶ」技術です。

最初のタッチで相手の逆をとったり、逃げたり、スペースを突いたりできると敵の守備にほころびが生まれるのです。

すごく簡単そうに聞こえるかもしれませんが、これを極めることはとても難しいことです。

タッチが大きくなりすぎると相手に取られやすくなりますし、逆に小さすぎるとスピードに乗れません。

これはドリブルで長く「運ぶ」時もしかりです。

ボールを止めるだけでなく、いかに自分と一緒に動かせるかを見てあげましょう。

良い判断とは

その時、その状況での最善策をいかに見つけられるかが選手評価を分けるポイントになります。

良い判断をするために考えることは、

①相手と味方の位置関係

②コートのどこで闘っているか(自陣か敵陣か)

③勝っているか負けているか

④点差はどれくらいか

⑤残り時間はどれくらいあるか

⑥相手の強みと弱みは何か

と多く、とても難しいです。

例をあげると、

後半残り3分、1点リードの状況で攻撃的な縦パスを狙う必要があるのか。

また逆の立場で悠長にボールを保持する意味はあるのか。

チームの方針はあれど勝つための判断はピッチ上の選手がしなくてはなりません。

技術を身に付けるためには

これにも大事な3つの要素があります。

それは時間・回数・意識です。

どれくらいの「時間」をサッカーに費やせるか。

またその時間の中でどれくらいボールを蹴ったか。

そしてどんな意識でボールを蹴ったか。

この中で1番人と差をつけることになるのは、意識の差です。

同じ練習を同じ時間やってもこれが違うだけで成長スピードはかなり変わるはずです。

要は「上手くしてもらおう」ではダメで、「上手くなろう」としなければ変わらないということです。

何を狙うか、

足のどこに当てるか、

どんな軌道を描くか、

試合のどの場面をイメージして行うか、

などをより細かく意識できた練習がより力になります。

より良い判断をするには

ピッチ外での行いはピッチ内にも出ます。

そのためサッカー日常を分けてはいけません。

『2.良い判断とは』で前述したとおり判断するときにはコート内での立ち位置(自陣か敵陣か)も考えなければなりません。

例えば自陣近くでパスをするときは、奪われるとまずいのでなるべく安全なところにパスを出します。

しかし敵陣に深く入ったら、わざと相手のぎりぎり取れないところを狙ったりします。

このように場所によって判断を変える必要があり、それを普段の生活に置き換えると、

「図書室は静かに」や

「廊下は走らない」、

「駐車場でボールをつかない」どとなるのです。

普段そのようなことを判断できていない子に、試合の中で瞬時にそれを判断するのは無理な話です。

ただ、逆を言えばそこさえ改善されればもっとプレーも良くなるということなので、我が子の場に応じたふるまいを観察してみてください。

より深く判断について書いた記事もありますのでこちらもご参考までに見てみてください。

良い判断を導く3つの要素 「良い判断をしろ!」と言われてもいったい何が良い判断なのか、 またどうすれば改善できるのか、分からないという方がほとんどかと思い...

まとめ

今回お伝えした内容は所属チームやコーチなどは関係なく、自分で変えられることばかりです。

何を練習するかではなく、どういう意識で普段から過ごすか、そして練習に取り組むか。

そこ次第で選手は変わるはずです。

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そうでなければ環境の良いJリーグ下部組織出身者しかサッカー選手になれませんからね。

ぜひ親子二人三脚もしくは三人四脚で改善してみてください。

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