教育・子育て

やる気が出る!自ら動く!未来志向的行動力の身に付け方

今回も以前取り上げた、澤口俊之先生の著書を参考図書にサッカー少年・保護者をサポートしたいと思います!

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「やる気脳」を育てる 子どもの脳がぐんぐん育つ [ 澤口 俊之 ]
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「叱らない教育」はサル以下⁉躾の重要性 今回も参考図書ありです。 とても面白い本なので、保護者の方にはぜひ読んでいただきたいです。 「やる気脳」を育てる ...

「うちの子は口ばっかりで全く行動が伴わないんです」

「まだ始めて間もないのにもう泣き言をいってまして...」

なんて保護者さんたちには、ためになるかと思います。

この著者の話では、人間性知能(HQ)と呼ばれる知能の中で未来志向的行動力というものがその根幹を成しているとのことでした。

人間に近いと言われるチンパンジーでも1日先の未来くらいしか考えられないそうです。

その生物の中でも特化した能力を伸ばすことで、人生を生き生きと過ごしていけるのではないかと考えております。

成長プロセスを理解して、環境を整え子供が楽しい人生を送れるようにしてあげましょう!

未来志向的行動力とは

これは大人の方であれば皆さん少なからず経験がある話だと思います。

長期的な目標を決め、その間での短期的な目標を決め、それをクリアしていくことで、最終的に理想とする環境になる、といった感じです。

計画の長さや、目標の難易度などは人によるかと思いますが、私たちは少なからず未来のことを考えて生活しています。

その一方で、「夢がない」「そんなことできるはずがない」などネガティブワードが聞こえてくるのも確かです。

夢に向かってバイタリティを持って生きていける子と、そうでない子の差はこの未来志向性にあるのではないかと考えています。

サッカーでも自ら進んで上達する方法を考えて努力していけるいける子と、人から言われるがままに上達することしかできない子がいます。

その「自ら進んで」という部分も今回の記事で多少は改善されるのではないかと思っています。

言語の大切さ

この著書では言語には2つの役割があると言っています。

1つはコミュニケーション。

これは皆さんご存じかと思います。

そして2つ目に脳内コントロール機能です。

今、ん?となりましたね?

言語によって脳内をコントロールできるのです。

そしてそれは語ることよりも書くことでより強まることが分かっています。

したがって目標を書くことによって未来志向性は強まるということになります。

目標を書く

目標を10年先、3年先、1年先、3か月先、1か月先、1週間先、3日先、今日のように決めて書いてみてください。

個人的には子供だと15年先でもいいかと思っています。

そしてこれを実行できたかどうか毎回チェックしていきます。

これは保護者さんがやってもOKです。

そして大まかな目標が決まったら次は毎日の目標設定です。

朝起きたときにでも今日の目標を決めてください。

そしてそれを寝る前にチェックします。

目標設定のコツ

目標設定するときは小さな目標から始めるべきです。

そしてそれを努力で達成する。

この小さな成功体験が子供を夢中にさせます。

また、「人間はローリスク・ローリターンを繰り返した方が決断力がつく」とも書いてあります。

失敗したときにきちんと後悔して反省することが大事だということですね。

そしてこの「目標設定⇒努力⇒小さな成功体験⇒新たな目標設定」というサイクルは古来より人間の遺伝子に刻み込まれた基礎的な学習方法になります。

昔は狩猟を主に行っていましたから、「小さな獲物を目標にする⇒努力⇒獲物が取れる⇒もう少し大きな獲物」ということを子供の時からしています。

これらのことから、このサイクルによって子供が成長することは自然なことであり、子供の成長を促すのに最も定着し易い最適解であると言えるでしょう。

親にできること

大きな目標設定

まずは先ほども書いた通り目標設定を手伝ってあげてください。

決して事務的にならずに、子供が理想の楽しい未来を想像できるようにお話をしながらしましょう。

子供が将来に夢をはせて、想像を膨らませて、楽しく話している内容がまとまるように「聞き役」に徹してあげてください。

ここでも決して先回りして誘導しないように。

小さな目標設定

毎日のルーティンワークで今日の目標を決める手伝いをしてあげてください。

子供が難しすぎる目標を決めないか見てあげましょう。

段階を踏んで小さな成功を繰り返す事が大事です。

子供が楽しく取り組めるように一緒に取り組んであげれると良いかもしれません。

努力を褒める

子供が出来たことばかり褒めていては、失敗を許容できない子供になってしまいます。

努力した内容を褒めてあげましょう。

これは子供にとっては報酬です。

また褒められたいと思い、努力をするはずです。

ぜひ片親だけでなく両親で、親だけでなく親族一同で努力を誉めてあげてください。

まとめ

上記のようにすることで子供の未来志向的行動力は鍛えられます。

常に未来を考えて行動する癖がつき、それによって自ら動けるようになります。

また、定期的に未来の自分を想像することでやる気も湧き、取り組む姿勢もどんどん良くなるでしょう。

しかしこの関わりには親の助けが必須かと思います。

ぜひ今日から親子で将来の話をしてみてください。

目標設定について詳しくまとめた記事も載せておきます。

是非ご参考までに。

意識を変える!目標設定の極意 「この子は言ってることとやっていることが全然違うな」 「ほぼ100%夢は叶わないだろうな~」 と思ってしまう子がよくいます...
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