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代表研究シリーズ第4弾 「ユースor高校」はポジションで決めろ!

先日、日本代表メンバーの発表があったので、今回も日本代表選手の傾向を調べていければと思います。

何と今回はオール国内組

今までA代表に選ばれていなかった選手もいたので楽しく調べさせてもらいました!

是非最後まで読んでみてください。

ちなみにこの企画はこれで4回目です。

過去の記事も面白い発見が書いてありますので是非読んでみてください。

下は前回の記事です。

代表研究シリーズ第3弾 大学進学なら関東圏一択⁉ 2021年11月にW杯アジア予選ベトナム、オマーン戦があり、先日その代表選手が発表されました。 今回も日本代表選手の傾向を調べ、...

初選出選手の傾向

何と言っても今回の目玉は若い初選出の選手です。

瀬古歩夢選手

西尾隆矢選手

小柏剛選手

荒木遼太郎選手

これらの選手に共通しているのはU-15からアンダー世代の代表であるという点です。

これは日本サッカー協会の努力の賜物であり、各地域サッカー協会の努力の賜物です。

15歳の時に将来を見極め、適度な刺激を与えつつ、その選手を日本代表になるまで見守ったのでしょう。

特に荒木選手は熊本出身です。

どうしても近畿・関東圏の選手が多い傾向にある中で、このような選手を引き上げ10代でA代表になるまで注目できた点は今後の日本サッカー界全体のことを考えたときに明るい話題となるのではないでしょうか。

地方で埋もれている才能はまだまだあるはずですからね。

しかし逆を言えばこの「アンダー代表⇒A代表」の流れが今後の主流になっていった場合、いかに早く世代別代表に加われるかが勝負になり、日本サッカー界のエリート化が進んでいきそうです。

年齢の傾向

今回選出の平均年齢は26.2歳です。

しかし実際に年齢を並べてみると、若い選手とベテラン選手が大多数で25~28歳のゾーンは

山根選手(27)、中谷選手(25)、脇坂選手(26)と3人でした。

前回までの選出メンバーを見ると

南野選手、古橋選手、室屋選手、伊藤選手、浅野選手、鎌田選手、守田選手などがおり、サッカー選手として一番良い時期を海外で過ごす選手が多いのが原因かもしれません。

今後日本代表になりたければ25歳までに海外でプレーできるレベルにないといけないということですね。

ユース:高校の比率

今回は高校11人:ユース10人で高校サッカーの勝利です。

しかしこれだけでは中身が見えてこないのでここからが考察です。

今回選出された選手の特徴を上げていきたいと思います。

ちなみに街クラブユース出身が相馬選手(三菱養和SC)一人でした。

やはり今後はユース優勢か

第2弾でもありましたが全体で見ると高校サッカー優勢に見えても年齢で分けてみるとユースの比率が大きくなります。

第2弾では、ユース出身者のうち60%が24歳以下。

高校サッカー出身者は26歳以上が9割強。

と、若い世代の代表選手はユース出身者が大多数でした。

それは今回もあまり変わらず、ユース出身者の70%が26歳以下。(24歳以下は50%)

高校サッカー出身者の36%が24歳以下、反対に26歳以上は63%との結果でした。

FWの選手であれば高校サッカーのほうが良いか

今回の26歳以下の選手を見たときにユースのほうが優勢なのは前述した通りなのですが、これにポジションでフィルタリングをかけると、

高校サッカーからは、

前田選手、上田選手、荒木選手、旗手選手

見事に4人中3人がFWです。

旗手選手も攻撃面で特徴のある選手なのでアタッカーというフィルターであれば全員が該当します。

ユース出身者の方はというと、

FWは初選出の小柏選手1人。

その他は谷選手、中谷選手、瀬古選手、西尾選手、脇坂選手、渡辺選手と、どちらかというとディフェンシブな選手が多い印象です。

FWの選手は以前のデータから見ても大迫選手、浅野選手、古橋選手など高校サッカーを経て成長した選手がたくさんいます。

今後FWをするなら高校サッカーを選ぶ方が良いのかもしれません。

まとめ

今回の結果で分かったことは、

・今後は世代別代表の経験者がA代表に関わる可能性が高いこと

・変わらずユース出身選手が主流であるが、FWを志すのであれば高校サッカーが良い。

という事でした。

やはりストライカーは育てられないのでしょうか?

今後も検証が必要ですね。

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