子どもをサポート

補欠をなくしたい‼出場選手に求めること

日本サッカー協会はジュニア年代での補欠ゼロを促しています。

それは色んな子に可能性があり、楽しさがあるからです。

しかしながら、誰でも全員同じ時間試合に出てしまうと不平等が生じてしまいます。

ここを理解していただくことで指導者との摩擦も多少は解消されるのではないかと考えています。

誤解して欲しくないのは、決して「補欠がいるのはしょうがない」と思っているわけではありません。

保護者と指導者の頑張りによって補欠ゼロが実現すると思っていますし、私は全員出場させます。

是非最後まで読んでみてください。

チームの活動に積極的に参加する

これは最低限の要求です。

練習や試合、その他イベントよりも他を優先してしまう選手を他と同等には扱えません。

選手やその家族に色々な欲求や楽しみがあるのは分かります。

しかしそれは皆同じです。

もし何か月も前から決まっている試合があり、

前後の試合数も調整されているのなら、

どうかその活動には参加してください。

急遽入った試合や過密日程での疲弊などで参加が不可能なことがあるのは重々承知しております。

しかしそれ以外であればやりたい事でも多少は我慢して欲しいと思っています。

その活動のためにたくさんの人が動いており、予定を確保しています。

そんな中数人が「少しくらいなら休んでも平気でしょ。」となるとチームの足並みは揃いません。

チームに所属するということはそういうことをきちんと参加するということではないでしょうか。

例外として、家庭内に練習に来られない絶対的な理由がありそれを親御さんと密にやり取りしたうえで試合で同様に扱うことはあります。

例えば遠くから通っており、物理的に来るのが難しい日がある。

などです。

もちろん身内の不幸などあれば、休んで当然です。

練習に取り組む姿勢

これは練習中に騒いだり、ふざけたりしてはダメということではありません。

もちろんそうなったら注意はしますが、試合に出る出ないには関係ないです。

そうではなく、練習に参加したとしてもサッカーをする気が無いのであれば難しいです。

練習中に全く動こうとしない、とか

友達の邪魔をしたり傷つけたりする、とか

文句ばかり言って練習をしないなどです。

逆に練習に取り組む姿勢が良い子は、疲れるまでずっと試合に出したくなります。

これに上手い下手は関係ありません。

しかしただ生真面目に黙々とすればいい訳でもないのでご注意を。

その子の最大限を見れたら、指導者は嬉しいのです。

相手をリスペクトする

よく聞く言葉ですがこの言葉の中には色々な思いがあります。

  1. 試合をするチーム・選手に対して暴言など失礼なことをを言わない。
  2. 今後試合をしてくれるチームに対して失礼のないようにしっかりと練習をする。
  3. 試合では最後まで全力を出して戦う。

などです。

チーム同士の繋がりはとても大事です。

ここを蔑ろにすると、今は良くても次の世代に大きな負債を残す事にもなりかねません。

つまり相手をリスペクトするということは、自分のチームを愛することになるのです。

仲間をリスペクトする

相手に優しく、感謝の気持ちをもってプレーするだけでもいけません。

一番は味方に優しくする。です。

味方を尊重する気持ちがないと、チームとして成立しません。

我を通すにしても、チームを考えなければチームメイトはサッカーをする喜びを味わえません。

これはなにも一人で突破できる局面でもパスをしてあげなさい的なことではありません。

1人でボールを追いかける選手をただボーっと眺めたり、

1人でカウンターアタックをしている子にサポートに行かなかったり、

味方が痛んで倒れているのに助けに行かなかったり、

ゴールを一緒になって喜べなかったり、といったことです。

見ていて「人間として冷たいな」と思う子には途中で交代してでもそのことは伝えようと思っています。

これは論理ではなく感情です。

まとめ

この記事で上げたことはすべてが初歩的な内容です。

つまり普通に一生懸命サッカーをしているのであれば、試合に出られないはずはないということです。

強豪チームで出られないのであれば、弱いチームをエースとして引っ張る方が実りは大きいのではないかとも思います。

いつも言ってますがこの世代はトライ&エラーです。

是非たくさんチャレンジしてたくさん学びましょう!

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