技術・考え方

誰でも簡単に運動能力を高める方法

なんだかんだ言ってもサッカーもスポーツですから、スピード・パワー・体力・コーディネーション能力などの「身体能力」が必要になります。

そのため色々な運動能力向上の書籍などを読んだりもしますが、読めば読むほどその再現性の低さに悩まされます。

子供が自ら本を開いて、その中に書いてある地道なトレーニングを毎日継続し、行うことが想像できないからです。

「大人が半強制的にやらせる」という手段もありますが、それで強くなっても自ら学ぶ力が身に付かず、受け身になってしまうため、その後の将来を考えるとなるべくしたくはありません。

そこで今回おすすめするのが次に挙げる2つの外遊びです。

はっきり言って原点回帰です。

しかし運動能力の低下が叫ばれる昨今、今回の説はあながち間違っていないのではないかと思います。

運動能力をあげるには

前提

この話を始める前に大前提があります。

まずは「友達がたくさんいること」です。

これは『伸びる選手の見分け方~』の記事でも載せましたが、友達と楽しくすることで継続にもつながります。

10年後を見る‼~伸びる選手の見分け方5選~ ジュニア年代で活躍した選手がそのままの序列でトップをひた走れることはごく稀です。 そして上手くなる選手には共通点があります! ...

2つ目に「親同士がコミュニケーションをとれていること」です。

必ずというわけではありませんがたくさん運動をするためには、親同士の連携も大事です。

子供同士で遊びに行ける範囲はそこまで広くありません。

また、子供だけで遊ぶことが危険な場所もあります。そんな時に保護者が1~3人くらいいれば何かあった時に対処できていいでしょう。

おすすめの人数は3人です。

大人も楽しめたほうが良いので。

遊ぶのは子供だけでもいいですが、色々なシチュエーションで遊ぶには大人の助けが必要です。

普段とは違う遊び場で遊ぶのもたまには良い刺激になります。

運動能力を上げる2つの外遊び

鬼ごっこ

子供が5人以上いるといいでしょう。

そしてたくさんの能力を得るために環境を考えます。

【環境】裸足で走れる

砂浜や芝生広場が良いです。

裸足で少し柔らかい地面を走ることで足の指を使うようになります。

【環境】でこぼこした地面

これも指の力が必要になります。

そしてもう一つはバランス感覚を養えます。

身体が右へ左へと傾く中で体勢を保ちながらまっすぐ進む。

これが意外に難しいです。

【環境】障害物

ただ鬼ごっこをするのでは勿体ないです。

ある程度障害物があることで運動の種類は格段に増えるでしょう。

野球

サッカーと相反する野球ですが、だからこそサッカー少年がするべき能力がたくさん詰まっています。

これは6~8人くらいでも成立するでしょう。

これも芝生の上で裸足でやってもいいかもしれません。

身に付く運動能力

走る

運動の基礎ですが、楽しくすることで気づいたら息が上がるほど走っていることでしょう。

これは鬼ごっこと野球の両方で得ることができます。

飛ぶ

少し高いところから飛び降りる。

逆に飛び乗る。

または陸から陸へ飛び移るなどです。

飛ぶ前の屈伸運動。

飛んだあとの着地。

目標までの距離感。

上体・腕の使い方。

身体の連動性。

上手に飛ぶためには色々な運動能力が必要です。

くぐる

鬼ごっこで障害物をくぐるときなどに養われます。

よく小さい子がくぐる時に頭をぶつけますが、あれは自分の「体の認識」を正しくできていないからです。

頭の中では当たらないと思っていても、実際の体の位置がずれているためにぶつかってしまいます。

そんな体のイメージを正しく認識するために色々な高さの障害物をくぐるといいでしょう。

よじ登る

サッカーではあまり鍛えられない腕力が身に付きます。

その他に体幹や柔軟性・体の連動性も養われるはずです。

登るものによっては普段あまり使わない筋力も使うでしょう。

投げる

ここからは野球で身に付く能力です。

投げる動きでは腕・肩の力。

それと腰のひねりなどを繋げる連動性

そして目標までの距離感などが身に付きます。

捕る

落下点を予測する力はサッカーでもかなり役に立ちます。

この能力が低い子供はかなり多いです。

ボールから遠くなればなるほど、高くなればなるほど捕るのは難しいでしょう。

打つ(道具を使う)

「道具を扱う能力」というのは非常に高度な能力です。

身体のように神経の通っていないものを思った通りに動かすことに子供は苦労するはずです。

そして打つとき・投げるときには道具は見ていません。

見ていない道具を扱うのにもまた別の能力を要します。

ちなみにこれは背中でエプロンの紐を結ぶのと同じ能力です。

このように道具を思ったように扱えるようになり、それを見ずに目標まで動かす。

これはサッカー以上に鍛えられるはずです。

まとめ

たくさん情報を載せましたが、ここで親としてやるべきことは「子供の友達に感謝する」です。

いつも仲良くしてくれてありがとう。という気持ちを持つだけで接し方は変わるはずです。

そしてその接し方が他の親の協力を生み、良い循環になるでしょう。

親同士の関わりがめんどくさいのも重々承知ですが、今一度頑張ってみてください。

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