子どもをサポート

進路を決める際に親がするべきこと

今回はユース・ジュニアユース年代の保護者向けの記事になります。

もう決まってしまった人もいるかもしれませんが、大事な進路のお話です。

ここでの判断は一生を左右するといっても過言ではありません。

「まだまだ先だよ」という方も、知っておくだけで心の準備が出来るはずです。

セレクションや試験などで選手本人がすべきことは皆さん分かっているかと思います。

しかし親のするべきことができていない家庭をたまに見かけます。

自分の家庭ではしっかりとできているか、この記事で確認してみてください。

進路についてすべきこと

将来を考える

これは大人しかできない仕事です。

最近子供に決めさせ過ぎな方が多いように感じます。

もちろん親だけが決めるのも良くないですが、きちんと話し合って決めないと『無謀な決断』になっっていることが多いです。

移動時間が長すぎて、勉学が疎かになり、その上で試合にも出られず応援ばかり。

得るものがないとは言いませんが、目を輝かせてサッカーをする子供の姿はそこにはないはずです。

子供が見れるサンプルはせいぜい2学年上の先輩くらいです。

そんな子供に今決めようとしていることの先にどんなメリット・デメリットがあるのかを親がきちんと伝えましょう。

「通うのに片道〇時間かかる」や「試合に出れるかわからない」だけでなく、

「練習の終わる時間がこれくらいになるから勉強する時間を取ったら、寝れるのは何時になる」

というとこまで伝えなくてはいけません。

もっと言えば、「勉強できなかった場合にはその先大学が選べなくなる。」そして「今は別のところに通って、こういうのはどう?」など、先を考えた別の意見も出せると尚良いでしょう。

さらに「その上で試合に出られないかもしれないけどいいの?」と念押しです。

そのためには親もたくさん調べなければなりません。

子供の”夢”を尊重しつつ”現実”も考えるためです。

「過干渉過ぎる」と思う人もおられるかもしれませんが、子供が考えられるはずのない進路のことに対して言われるがままにすることのほうが

”親として無責任”だと思います。

もし「うちの子はしっかり考えてますよ!」という人がいたらその家の子は人生2回目です。

試合を見に行かせる

進路を決める際に「体験練習」や「オープンスクール」などを活用すると思いますが、これだけでは不十分です。

子供が行きたいチームの対外試合、できれば大切な公式戦を見に行きましょう。

見るポイントは、『ベンチの雰囲気』『試合中の選手の雰囲気』『監督・コーチの口調』などです。

味方同士で罵倒し合っていたりしないか。

更には指導者が常に怒鳴っていたりしないか、

選手が判断できなくなるような声掛け等をしていないか、

などを見ましょう。

そこで見れるのがそのチームの”本当の顔”です。

色々なデメリットを受け入れ、覚悟してチームを選んだはいいものの『選手を伸ばす気のないチーム・指導者』だったら悲惨です。

必ず見に行きましょう。

まとめ

今一度子供は未熟であると認識しましょう。

小さなころからの成長を見ているともう一人前だと思ってしまうかもしれませんが、まだまだ狭いコミュニティーにいる中高生にとって”将来”とは2~3年先です。

親としての最後の大仕事です。

我が子を導いてあげてください。

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